4歳の息子とはしご車の救助訓練

 

若葉だい家族のInstagramでご紹介した防災訓練の続編で、

はしご車の救助訓練の様子です。

(防災訓練は昨年11月におこなわれました。)

 

 

消防署で訓練の様子を見たことはあっても、

万が一子どもが救助されるとき、

大人との違いを知りたいと思い、訓練の参加を希望しました。

大きな違いは2つありました。

そこを中心にお伝えしていきます。

 

地上でヘルメットを被って、高層階へ移動です。

 

1つ目の違い「腰ベルト」

救助地点に着くと、

大人は消防士さんと同じ腰ベルトを取り付けました。

金具なども付いていて重たかったです。

 

対して子どもは細くて対応できないため、ロープです。

 

 

「苦しくない?痛いところはない?」

「だいじょうぶ」

と締めすぎていないかを

消防士さんは息子に確認しながら用意してくれました。

 

お腹のところにある輪に、

はしご車とつなぐフックを取りつけます。

 

2つ目の違い「バスケットへ移る時」

大人は消防士さんが用意してくださった三脚から柵を乗り越え

基本的に自力で移動します。

 

 

子どもは消防士さんに抱えられて受け渡しです。

 

 

子どもを抱えるところから、渡す、受け取る、離す、

消防士さん同士で声を掛け合いながらの救助でした。

自分の移動より手に汗握る場面でした。

 

救助中は私にできることはありませんでしたが、

地上に降りる間はバスケットの隙間から落ちないか心配で、

息子と手を繋ぎ、

柵をしっかり握るようにずっと声を掛けていました。

 

はしご車を使う救助は最終手段

 

訓練の最後に若葉台消防出張所の所長さんのお話がありました。

 

実は出張所のはしご車は10階までしか届きません。

14階建てのマンションも多くある若葉台なので、

万が一の時を心配する高層階居住者の方からの

問い合わせがよくあるそうです。

 

しかし基本的に消火や救助にはしご車は使わないそうです。

「消防士が1階からホースを持って現場まで行き消火・救助をおこないます。

そのために日々訓練をしています。

なので高層階にお住まいの方も消防士が救助しますので、安心してください。

はしご車での救助は本当に最終手段です。」

というお話が大変印象的でした。

 

起こらないに越したことはありませんが、 

万が一に備えてみなさんも地域の防災訓練にぜひ参加してください。

 

 

(みさき)