これから何のスポーツが始まるか、わかりますか?
パラリンピックの正式種目としても有名なボッチャです。
「裕楽会(ゆうらくかい)」という月に1度、
ボッチャを楽しみながら仲間づくりをされている会
に行ってきました。
マンションの掲示板に貼ってあるポスターを見たことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
中途障がいの方がボッチャをやりたいと声を上げて形になった団体
のようですが、老若男女問わず参加して良いそうです!
事前申し込みはなく、当日会場に行くだけです。
4月の回は3歳~70代の25人ほどで楽しみました。
準備体操を終え、3人1チームのチーム分けをしたら、試合開始です!
まず、先攻チームが基準となる白球を投げます。
この白球に向けて球を投げていき、
一番近い球のチームが勝ち、
相手チームより近い球数が得点となります。
投げる順番は白球→先攻チーム→後攻チームで1投ずつおこない、
白球から遠い距離のチームが投げていきます。
どちらのチームが投球するのかわかるように
指示板を持つ審判もいます。
息子や私の普段の生活では関わる機会を持ちにくい方々と
交流できると思い参加を決めましたが、
会場の空気感がわからず、
幼い子が行って迷惑にならないかと不安もありました。
しかし、息子の暴投には笑いが起きたり、
惜しいプレーには落胆や安どの声が飛び交ったり、
和気あいあいの雰囲気でした。
他にも白球の横に球がピタリと止まったり、
相手チームの球を弾き飛ばしたり、
素晴らしいプレーには会場から拍手が起こり
スポーツマンシップあふれる試合でした。
試合の合間には、近くに座った方とお話しできたり、
以前ジュニアボランティアで参加していたという
小学生のお兄ちゃんに遊んでもらったり、
お会いすることの少ない年齢層の方と交流がもてました。
各試合後のボール回収や部屋の掃除もみんなでおこなうので、
「ただボッチャをしに来た受け身のお客さんにならず、
片付けまで含めてイベントなんだよ」
と体験で息子に伝えられることも良かったなと感じました。
小さい子を連れていたり、私自身も参加に気後れしたりしましたが、
温かく迎え入れてもらえました。
ボッチャだけでも、交流だけでも優しい時間が過ごせますよ。
毎月第4日曜日に開催することが多いようで、
次回は5月26日(日)です。
(みさき)
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