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灯りを楽しむ!~手作りオリジナルキャンドル~

 

「見て~!

 たっくんのろうそくの火がいちばん長~い!」

 

「ほんとだー!」

「え?なんでーー?」

 

キャンドルの灯りを見て大興奮の子どもたち。

 

 

いつも過ごしている何の変哲も無いリビングも、

真っ暗にしてキャンドルを灯すと別空間!

 

キャンドルの灯りは単に明るさだけではなく、

温かさと、楽しさと、躍動感と、癒しと・・・

 

素敵な時間を灯してくれます♪ 

 

 

そしてそして、大興奮の秘密がもう一つ!

 

実はこのキャンドル、

自分たちで作ったオリジナルキャンドルなんです。

 

 

キャンドルワークショップで

世界にひとつだけのオリジナルキャンドル作り♪

 

オリジナルキャンドルは12月19日、

若葉台、ジャブジャブ池の横のふれあい広場で開催された

「CANDLE WORK SHOP」で作りました♪

 

ロウを入れるビンに、火をつける部分になる芯を立てたら、

固形のロウとジェル状のロウを好きな様につめていきます。

 

 

上の写真、

とってもおいしそうなお菓子のようですが・・全てロウです!

 

キューブ状の物と奥にある形になっている物は固形のロウ。

そしてチューブに入っているのはやわらかいジェル状のロウ。

 

色のバリエーションが豊富で見ているだけでわくわくします♪

 

 

「ケーキっぽくしようかな~」

などと言いながら、娘も息子も黙々とロウを詰めていきます。

 

気をつけることは、

芯がまっすぐ中心にあるようにすることぐらい。

 

大人が手伝わなくても、子どもだけで楽しく作業できました。

 

 

ジェルとキューブをある程度交互に入れたほうが、

光のもれ方がきれいになり、キューブの固定にもなるのだそう。

 

幼稚園年少、4歳の息子でも、

自分でどんどん作っていくことができました。

 

ママがお手伝いしたのは、

手が小さくて押し出せなかったチューブのロウを出してあげた程度

 

 

最後に表面を軽くあぶってもらい固めてもらったら完成!

 

それぞれ個性が楽しい素敵なオリジナルキャンドルの出来上がりです♪

 

完成したキャンドルは家に持って帰って楽しみます♪

火を灯さずに飾っているだけでもとてもきれい

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

このワークショップは、

毎年恒例の「キャンドルナイト」会場内で開催されました。

若葉台小学校の子ども達がイラストを描いたキャンドルカバーに

火を灯すイベントです♪

(キャンドルナイトの主催は連合自治会とショッピングタウンわかば わかば会)

 


 

今年はわかばの広場に1000個のキャンドルが灯り、とてもきれいでした。

 

以前のキャンドルナイトの様子はこちら 

 

 

 

 

 

 

使用済み油 ‘100% ’ がポイント!

  リサイクルでは無くアップサイクル!

(ワークショップを開催してくれていたABURABITOさんが、

 持参のキャンドルと流木を使ってライトアップしてくれました)

 

 

 

 

今回のワークショップで使用したロウは、

100%植物食用廃油(使用済み油)を原料にしています。

 

 

本来捨ててしまうはずだった廃油を ‘ そのまま ’ 原料に使用し、

キャンドルを ‘ 創る ’ ところから楽しむ。

 

 

そうすることで廃油から ‘ 付加価値 ’ が生まれるという、

「アップサイクル」を身近に体験できました。

 

 

 

●「アップサイクル」とは、本来であれば捨てられてしまうはずの廃棄物を、

 付加価値をつけてアップグレードして新しい製品に生まれ変わらせること。

 ●「リサイクル」とは使い終わった資源をもういちど原料にもどして

 製品をつくること。原料にもどしたり分解する際に大量のエネルギーが必要。

 

 

  

今までは、環境のためになるべく「リサイクル」を!と、

ごみの分別には気を使ってきました。

 

ですが、今回のワークショップに参加して、

「アップサイクル」という言葉を初めて知り、 

最近よく耳にするようになった持続可能な開発目標「SDGs」を

とても身近に感じることが出来ました。

 

 

 

(後日、オリジナルキャンドルに30分ほど火を灯してみましたが、

 キャンドルのロウはほとんど減っていませんでした。

 このキャンドルでまだまだ長く楽しめそうです♪)

 

 

 

今回作ったキャンドルを使い切ったら、今度はこの空き瓶を使い、

自宅でも廃油でオリジナルキャンドルをつくってみようと思います。

 

少しずつ、でも確実に。

‘ 今 ’から始める!

 

楽しく継続できる取り組みで、

子どもたちの未来を、そしてもっと先の未来を考えていきたいと思いました。

 

 

 

 

(なお)