「ママ、あの鳥。なんて鳥?」
「えぇーっとぉ……うーーん…
……………か、かわいい鳥だね!」
恥ずかしながら、お散歩中に子どもとこんな会話をしたことがあります。
自然の多い若葉台、かわいい野鳥を目にすることはあれど、
名前がワカラナーーーイ。
調べようにもどう調べればいいものか…。
実はこの度、そんなお悩みに答えてくれる素敵な図鑑が出来ました!
その名も「若葉台遊水池野鳥図鑑」
この図鑑を作成したのは若葉台公園愛護会の
古屋隆之(ふるやたかゆき)さん。
古屋さんは三年間にわたりほぼ毎日のように野鳥を観察し、
定量観察と、写真撮影を行ったそうです。
「野鳥に関しては素人だった」とは言うものの、
元は電車の写真を撮るのが好きな“撮り鉄”だったとか。
好きなものを写真に収める腕は確かで、
図鑑の写真には生き生きとした野鳥たちが写っています。
図鑑をコミュニティオフィス春に置くにあたり、
掲載している野鳥の説明を伺うことができたのですが…
この「若葉台にいる野鳥のみ」というマニアックさが
イチ、若葉台住民として愛着を感じずにはいられません。
鳥たちのバックに写る背景も若葉台!
何だか図鑑を開いてみたくなりませんか?
図鑑作成者の古屋さん
君の名は…
今回、古屋さんに野鳥の説明を伺うことができ、
これまで出会っていた野鳥たちの顔と名前が一致しました。
三十年程前。小学生だった頃。
ベランダに餌台をおき、スズメが餌をついばむのを見るのが
好きだった私。
鳥の気配を感じいつものようにコッソリ部屋からのぞき見ると
そこにはスズメより大きい鳥が、どっかりと餌台を占領して
私の置いたパンくずをついばんでいる…
……君は…誰?……
古屋さんから「ボサボサ頭のこの野鳥はヒヨドリです」
そう聞いた時に、心の中で「お前だったのか~~~!」と
感動の再会(?)を果たしました。
他にも、わかばの商店街でトコトコと歩く姿がかわいいのは…
「ハクセキレイ」
皆さんも見かけたことがあるのでは?
冒険のお供に図鑑を握りしめ…
図鑑は数多くあるけれど、こんなにも地域密着型のものは
そうそう無いのでは?
自然の多い若葉台、このマニアックな図鑑を片手にお散歩は
いかがでしょうか。
――小さい頃から“日常で目にするものを図鑑で調べる”
――学びを深める習慣が身につく
――学ぶ意欲が増す
そんなことを期待しながら子どもと一緒に野鳥探しの冒険に
行ってみようと思います。
この図鑑、どこで見ることができるかというと…
オーセルわかば幼稚園
プレスクール若葉幼稚園
若葉台保育園
わかばの森保育園
(各幼・保育園全クラス!)
旧西中のSOLA市民図書館
地区センター
横浜わかば学園コニュニティハウス
そらまめ
オフィス春
ひまわり
(地区センターには2部置き、1部を貸出用にするそうです)
上記の施設で見ることができます。
興味を持った方は是非一度チェックしてみてくださいね。
(chikako)
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