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「横浜若葉台こどもみらいづくり宣言」が制定されました!

 

「こどものにぎやかな声」が聞こえたとき、

あなたはどう感じますか?

 

“住みやすいまち”って、“子育てしやすいまち”ってなんだろう?

 

立場や、年代も違う、いろんな人が関わって、

たくさん話し合って作り上げた「横浜若葉台こどもみらいづくり宣言」が、2019年5月に制定されました。

 

イラストは、若葉だい家族でもおなじみ CHIKAKO さんの全面協力!

 

かわいくて、癒されます。

若葉台の「アットホーム」な雰囲気が、表現されています♪

 


 

ここからは、「若葉台子育て母の会」メンバーとして

話し合いに加わった私のコメントも含めた解説です。

 

<前文>

第一世代(祖父祖母)と第二世代(親)で話し合い、

お互いの考え方をすり合わせながら作られた「前文」です。

 

――こどもって、保護者だけで育てるものでもないよね

という第一世代の声と、

 

――地域の方と言葉を交わすのも、学びの機会だと思う

という第二世代の声が、融合しました。

 

最盛期に比べたら数は少なくなった「こども」。

「まち」がいつまでも「住みやすいまち」であり続けるためには、

新しい世代が若葉台には必要です。

(これは“地域循環型まちづくり” “100年マンションプロジェクト”のテーマと一部合致します)

 

また「地域住民」――周りの大人と互いに受け入れ合うことができれば、「こども」も、その「親」も、「住みやすく・子育てしやすいまち」と言えるのではないでしょうか。

 

<本文>

 

  家族もご近所さんもひとつの大家族のように、

  こどもの成長を見守っていきたい

               ――若葉だい家族とは より

 

「若葉だい家族」のコンセプトでもある「大家族」

というキーワードが盛り込まれています。

(まちづくりセンターのHPにも「大きな家族のようなまち」と書かれています)

 

イラストをみても、

地域住民の方が登下校のパトロールをして下さっていて、

実際にお世話になっていることも、より多くの方に伝わりそうです。

 

私自身、若葉台の中でこどもが迷子になったとき、知人が助けてくれた経験もあります。住民同士、ささえあう感覚が根付いている。住んでいて、そんな印象を受けました。

 

 

こどもが「やりたい」と思うとき。

それは大人が喜ぶことばかりではないですよね。

 

でも、こどもの「自主性」を育てたほうがいい、というのは

多くの方が感じていることかと思います。

 

その「自主性」の一番の原動力が「やりたい」なのでは?

「やりたい」という気持ちには、たくさんの可能性があるのでは?

 

宣言を作る過程で、たくさん議論を交わしました。

 

もちろん「学び・遊び」大いに結構!というメッセージ

こもっています。

のびのびと、こころもからだも健康に育ってほしいですね。

 

 

若葉台には“そらまめ”や“地区センター”をはじめ、

様々な施設があります。

 

「ホッと」できて、居心地が良い…。

そのとおりだと思います。

今後もそうあり続けてほしいですね。

 

比較的恵まれた環境だと思いますが、

「小学生の居場所が足りない」という話も耳にします。

 

今私の周りの「子育て中のママ」のこどもは、

一番大きい子がやっと小学一年生になったところ。

 

小学生以上のこどもと親がどんなことで困っているか、

正直なところ、あまり把握できてません。

また、特別な配慮が必要な人にとっても「ホッと」できる場所を

目指してこの条文ができたので、よろしければこの記事のコメントでも、どんなかたちでもご意見を寄せていただけるとうれしいなと思います。

 

こどもだけでなく、大人も「自己実現」できる。

そんな場所でもありたい。

という意味も込められています。たくさんの思いがこもった条文です。

 

 

若葉台といえば、「行事が盛ん」であることは、

長く住んでいる人にとってはもはや常識なのでは!?

 

私は数年前に引越してきたのですが、

若葉台の行事は「地域行事」のレベルを超えていると思います…!

何を隠そう私、若葉台の夏まつりが大好きです。

 

…ですが、そういった「地域行事」を担う住民の

「高齢化」や「後継者不足」に悩む時が来ているそうです。

 

とはいえ、

今すぐ主催者側に!となれる人、そうでない人がいると思います。

なので、まず「若葉台の良さ」を次世代に示すことで、

次世代からは「理解」を示してもらいたい。

それを目指しているということです。

 

――敷地内の広大な自然

――逸話満載の建造物

――住民主体で盛り上げてきた過去

 

大人もこどもも、若葉台を知って、共に守っていく。

そんな未来を目指していきたいですね。

 

 

約40年の歴史がある若葉台団地は、

東西1.2km、南北0.8km、敷地面積は東京ドーム約19個分

総戸数6,300戸 

過去最高の人口は20,683人(1992年)。

 

現在の人口は、14,000人です。

 

私は“今の若葉台”しか知らないので、実は

「こどももよく見かけるし、たくさんの人が住んでいるなぁ」

と思っていました。

分譲の販売開始当初から住んでいる人からすると、

少子高齢化などの問題は、とても身近なことだと感じられているのが

伝わってきます。

 

でもやっぱり、

これだけ人が住んでいたら、

いろんな人がいると思うのです。

 

生い立ちが違えば、性格も、価値観も違います。

同じなのは住んでいる地域だけ。

 

でも、それだけでも「同じ」なら、

お互いに理解を示したり、配慮する理由にはならないでしょうか?

 

人間関係を築くことは、本当に複雑で難しいことだと感じています。

「相手の存在そのもの」を認められたら、

何かが変わる…かもしれません。

 

この条文が少しでも、

若葉台の暮らしがそれぞれ豊かになるきっかけになればと

願うばかりです。

 

各地域団体から、メッセージが集まりました!

「横浜若葉台みらいづくり宣言」の作成に関わったメンバーをはじめ、

主にこどもに関わる団体に依頼し、対応方針のメッセージを頂きました。

 

・若葉台連合自治会

・若葉台住宅管理組合協議会

・若葉台民生委員児童委員協議会

・若葉台子育てささえあい連絡会

・若葉台地区社会福祉協議会

・NPO法人若葉台スポーツ・文化クラブ

・若葉台子育て母の会

・若葉台地区センター

・そらまめ

・認定NPO法人若葉台

・横浜市若葉台地域ケアプラザ

               (順不同)

 

今後も内容の見直しがあれば差し替えをする予定です。

また、新たに宣言に賛同して頂ける組織・団体からのメッセージがあれば、追記していく方針です。

 

本当にたくさんの団体が、若葉台を動かしているんですね。

 

<経緯と解説>

 

リーフレット裏面の「経緯と解説」です。

「文字が多いと読みにくい」と感じる方もいるかもしれませんが、

「あまり崩しすぎた書き方ではかえって読みにくい」という方にも

受け入れてもらえるように書かれています。

また、表面に収まらなかった内容も書かれています。

 

若葉台の各所で配布しています!

「まちづくりセンター」

「若葉台地区センター」

「若葉台地域ケアプラザ」

「そらまめ」

「ひまわり」…などなど。

 

もちろん

「コミュニティ オフィス春」でも配布していますよ!

 

手に取りやすい「A5」版と、

読みやすい「A4」版があります。

 

「A4」版が欲しい方はスタッフまでお声かけください♪

 

※ パンフレット完成直後

  回覧板で、若葉台の各棟のみなさまに閲覧していただきました。

 

 

すべてはここから始まった!

 

そもそも、どうして「宣言」を作ることになったのか…

気になったそこのあなた☆

 

 

「ピロティの使い方を考えよう」をおぼえていますか? 


 

「私たちがこどもの頃って、雨の日はピロティで遊んでなかった?」

「でも今は、遊ぶのが禁止されている棟もあって、遊びづらい雰囲気あるよね…」

 

そんなママたちの声に応えて、

「若葉台子育てささえあい連絡会」主催のもと、

小さい子供のいるママに集まってもらい、

建物を管理する「若葉台管理組合協議会」と話し合う機会

が2018年1月に設けられました。

 

オフィス春「ピロティの使い方を考えよう」開催しました。(すえきち)

 

これがきっかけとなり、

「こどもみらいづくり宣言」を作ることになったのです。


 ピロティの使い方を考えよう」以降も引き続きママたちが関わっていたことで、宣言の内容もより多様性に対応できるものになったのではと思っています。

 

また、”子育て中のママたちの意見をまちづくりに活かす”ことが

実現できてよかったな、とも思っています。

 

知り合い同士では解決しようとも思わないようなことも、

“こうしたいのに、こうだったらいいのにな”に留めずに、

声に出してみる。

 

「自分たちが暮らしたいまち」がどんなまちか、

思い切って伝える。

 

そうした積み重ねで、「住みやすいまち」になっていくはず

と信じてやみません。

 

 

 

さいごに

とても長文になってしまいました(汗)

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

 

「こども」が大きな声を出したり、走ったりするのは至って普通のこと

だと思います。

ですが、「昼でも具合が悪くて寝ている人」が大きな声や音を聞いたら…顔をしかめてしまうかもしれないな、とも思うのです。

 

5歳と2歳の元気な男の子の母として、

周りとどう付き合っていけばいいか、まだまだ勉強中です。

 

よく、すれちがう人に「元気だね」「大変だね」「頑張ってね」と

声をかけてもらうことがあり、とてもあたたかい気持ちになります。

みなさんは、周りからどんな関わり方をされるとうれしいですか?

 

おもいやりをもらったら、今度は自分が周りをおもいやる。

それだけでもいい循環が生まれそうな気がします。

 

この宣言が出来て、すぐ変化が起きるわけではないと思いますが、「おたがいさま」の気持ちを忘れず、これからもこの若葉台で暮らしていけたらなと思っています。

 

 

(Kona)

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コメント: 4
  • #1

    すえきち (火曜日, 15 10月 2019 20:27)

    若葉台こどもみらいづくり宣言、読みました!
    私はとくに「2」こどものやりたいを尊重するまちというのが素敵だと思います。
    挑戦するこどもを見ているときのハラハラする気持ち。ハラハラしているお母さんに「きっと大丈夫だよ。見ていてあげよう」と寄り添うまちの人ーー。

    実は「大丈夫だよ」って言ってあげるのにはたくさんの勇気が必要です。そんな勇気を持てるまちのおばちゃんになりたいですね。そして「きっと大丈夫だよ」の気持ちを受け入れられるお母ちゃんでありたいです。

  • #2

    Kona (木曜日, 17 10月 2019 16:14)

    すえきちさん、コメントありがとうございます!

    こどもが挑戦する姿って、なんであんなにハラハラするんでしょうねっ(笑)
    「きっと大丈夫だよ」の気持ち。どうしても手を貸さなくてはいけない状況であっても、受け入れて、受け止められていれば、声を掛けてくれた方への感謝は忘れずにいられそうですね。素敵ですね。

    余談ですが、
    「2」の話し合いでは、「やりたい」の言葉にわがままな印象を受けるという意見もありました。
    ですが、「わがままな気持ちも含めて、こども自身を尊重するような条文に」と、話し合いを重ねて今の条文になりました!

  • #3

    しょうこ (木曜日, 14 11月 2019 15:11)

    若葉台での地域づくりのノウハウは私の財産になりました。今新潟で地域貢献の仕事に就いて、若葉台のノウハウを活かしているよ。
    こなっちゃんがイキイキと仕事しているようで、新潟から応援してるよ。また若葉台に帰ったら会いたいぞー。

  • #4

    Kona (木曜日, 14 11月 2019 15:24)

    しょうこさんコメントありがとう✨こなっちゃんです!
    地域貢献の仕事をしてるんですね!?素敵!!
    若葉台は、本当に「地域のため」を思っている人が多いですよね。
    しょうこさんや、地域づくりに関わってきた先輩を見習って行動を起こすことが多いのでまだまだなのだろうなとは思いますが、私にとっても財産となるように精進します!p(^_^)q
    ぜひぜひ!若葉台に帰って来た時には会ってやってください�
    新潟に向かって私も応援しております!!