今年の夏もうだるような暑さが続きましたね。
まだ暑くなる前の6月初めごろ。
若葉台団地から車で10分ほどの上川井町にある畑では、
家族で草刈りや小麦の収穫をして過ごしました。
去年の11月に種をまいて約半年!
大きく成長した小麦の様子と畑での子どもたちの様子をご紹介します。
冬の寒さを乗り越えぐんぐん成長!
こちらは5月。
まだ麦の穂が薄い黄色で収穫時期前の小麦です。
やさしい野菜で笑顔に⑪でご紹介したときからはだいぶ大きくなり、
身長100センチほどの娘の顔のあたりまで伸びていました。
11月に種をまき、12月・1月に数回「麦踏み」をしました。
そして3月、伸びてきた茎の根本に少し土をかぶせました。
(麦踏みの様子)
(3月の小麦)
お世話はこの程度・・・
水やりもせず、肥料もいっさい与えていません。
それでも作物の力で、
冬の寒さを乗り越えてぐんぐん成長してくれました。
さぁ良い色になってきました。
これが「小麦色」でしょうか?
小麦を育てたのは初めてで、収穫時期にどぎまぎ。
そろそろかなぁ・・・もう少しかなぁ・・・
「もう収穫していいかも!」
そう思って畑に行くと、1列きれいに小麦がありません。
よく見てみると・・・カラスが!
器用に麦の茎の根本を噛み切り、
茎を地面に置いて、穂を食べていました。
カラスの賢さに驚きです。
全体の1/4はカラスにおすそ分けする事になってしまいました・・・
でもきっと、いちばんおいしい時期だったんだろうと思います。
ジャスト収穫時期!!
子どもたちは畑の横で・・・
公園のお砂場遊びとは一味違う、どろ遊び!
まとまりが良く、好きな形が作れます。
豊富な草花で素敵な土ケーキだって作れます。
もうすぐ2歳の息子は、
普段の生活ではあまり見ない手押し車を、押してる風・・・笑
畑で出合う虫は、不思議と怖くないんです。
手袋一枚の安心感!
――涼しくなって、作業しやすくなったこの時期に。
――冬野菜を植えるのにまだ間に合うこの時期に。
お野菜作り始めてみませんか?
大根やたまねぎ、小松菜、白菜・・・
自家製野菜でお鍋なんて最高ですね!
小麦は乾燥させて脱穀!
刈り取ってきた小麦は、ベランダで乾燥させます。
かさばるので、手作業で麦の粒だけにしてみました。
これを晴れた日に数週間乾燥させていきます。
そして脱穀。
丈夫な袋に入れて、棒でぐりぐり、子どもの体重でがさがさ。
意外ときれいに ’ もみがら ’ と ‘ 小麦 ’ に分かれました。
あとは畑に持って行き、
もみがらを風で飛ばすと小麦だけがきれいに残ります。
(風で飛ばす・・・
原始的な作業でしたが、驚くほどあっという間でした)
種まきから8ヶ月ほど。
自家製小麦の完成です!
収穫できた量は、
30ℓの袋(大きめ買い物袋)が8分目になるくらい。
上出来です♪
次回は、
自家製小麦を小麦粉にしてお菓子を作った様子をご紹介します!
お楽しみに♪
(なお)
※小麦を作る工程はすべて手探りです。ご参考までに。
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