秋から冬の季節は、こどもにとって楽しい行事が満載
ですね。ハロウィンにクリスマス、お正月…...。
そしてもうすぐやってくるのがバレンタインデー!
女の子が男の子にプレゼントするだけに限らず、
友達同士で交換する「友チョコ」という言葉が定着
しています。
最近は幼稚園でもこども同士が交換する、なんてことも
あるそうですよ。
でもそうなると、「親としては準備が大変!」
というのが正直なところではないでしょうか?
そこで、今回は‟天板ケーキ”をご紹介します。
上の写真のように生地を天板に敷いて焼き、
カットすれば一口サイズのケーキが一度にたくさん
できます♪
トッピングはこどもと一緒に作業しやすいので、
初めてのお菓子作りにもお勧めです。
4歳の息子と作ったときの様子をお届けします。
材料 約22㎝×22㎝のケーキ 1枚分
薄力粉・・・・・・・・・150g
純ココア・・・・・・・・50g
ベーキングパウダー・・・小さじ1
卵・・・・・・・・・・・3個
砂糖・・・・・・・・・・120g
バター・・・・・・・・・100g
お好みのトッピング・・・適量
※今回は小ぶりのバナナを2本使用
作り方
① 泡だて器で卵を溶き、砂糖を入れ混ぜる
② バターをレンジにかけて溶かす(500wで1分半目安)
③ ①に溶かしバターを2~3回に分けて混ぜる
④ 薄力粉、純ココア、ベーキングパウダーを合わせて
ふるいにかける
⑤ ヘラに持ち替えて④を2~3回に分けて入れ、
切るように混ぜる
⑥ オーブンを200℃で余熱する
⑦ 天板にクッキングシートを敷き、生地を流す
⑧ トッピングをのせ25分焼いてできあがり!
※焼き時間はお持ちのオーブンにより調節お願いします。
いざ、こどもとクッキング!
工程①の、卵を溶いているところです。
よく、「こどもにとって失敗する経験は大切だ」
と言いますよね。
料理は失敗の経験を気軽にできることの一つだそうです。
ということで、卵3個を息子に割ってもらいました。
1個目。黄身が破れ、殻も一緒にボウルの中へ…。
2個目。上に同じ。
3個目。きれいに割れました!殻も入っていません!!
殻が入って「あちゃ~」と言いながらつまみ出す息子。
思わず先に私がやってしまいそうになりましたが、
ぐっとこらえます。
そして最後にきれいに割れた時の息子は誇らしげでした。
殻は取ればいいし黄身が破れたって混ぜちゃえばいい。
料理の失敗はリカバリーしやすいので、
「失敗は成功の母」を体現させてあげられると思います。
工程⑤の、粉類を混ぜるところです。
以前、アンパンマンのアニメで「おいしくなあれ、
おいしくなあれ」とジャムおじさんが一生懸命パンを
こねているシーンを一緒に見たことがあります。
それ以来、このセリフが料理を手伝ってもらう時の
呪文になりました。
「おいしくなあれって笑顔で作ると、本当においしく
なるんだよ」
と言う私の言葉を聞いて、この笑顔。
飛び散る粉が気になってモヤモヤしていた私の心も
(少し)晴れます。
工程⑧のトッピングをのせるところです。
実は、バナナを切るために今回始めて息子に自分一人で
包丁を持たせてみました。
(恐ろしくて写真には収められませんでした)
本当は私が切るつもりだったのですが、まな板の上の
バナナを見た息子は「自分で切る!」と言い出して
聞かず。想定外の挑戦をすることになりました。
「猫の手!指を伸ばさないで!!」と叫ぶ私をよそに
自信満々で切り始める息子。
バナナを押さえる手がツルツルと滑りやすいので、
初めて包丁を握るには向いていない材料だった
ところは反省点です。
包丁ではなくテーブルナイフのほうが安全でしたね。
包丁はさておき、トッピングをのせる作業は小さな子にも
楽しめるので、ぜひお子さんと一緒に遊びながらやって
みてほしい工程です♪
オーブンで焼いて完成!焼き時間も含めて、約1時間で
できあがりました。
冷めたらお好みのサイズにカットしてくださいね。
マッチ箱位のサイズで約25~30個分取れると思います。
小分けにしてラッピングすれば、プチギフトにぴったりです♪
「手作りって楽しい!」を体験できる
バレンタインデー
毎日おやつを楽しみにしている息子は、
「ケーキまだ~?」と25分の焼き時間が待ちきれない様子。
「おいしくなあれ」と呪文を唱えながら作って、
さらに焼き上がりをたっぷり待ってから食べたおやつは
格別だったようです。
最近、息子と一緒にお菓子を作ると
「パパが帰ってきたらあげるんだ♪」と自分から
言い出すようになりました。
「おいしいよ!すごいね!」と褒めてもらったり
喜んでもらったりすると、息子もとても嬉しそうです。
簡単なレシピでも、お菓子を手作りするのはやはり
手間がかかることですよね。
毎日なんてとてもできません。
でも、せっかくのバレンタインデー。
いつもお世話になっている人や仲良しのお友達に
手作りのお菓子をプレゼントできたら、
贈るこどもも受け取る人もきっと嬉しいのではないで
しょうか。
一緒に作業するのは少しだっていいんです。
相手が喜んでくれることを想像しながらものを作る
楽しさを、お菓子作りを通してこどもに体験させて
あげられたらいいなと思います。
参考にしていただければ幸いです。
(みどり)
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