大きくて傘のようなこの葉っぱ。
こどもたちが持っていると絵本に出てきそうな雰囲気です。
何の葉っぱだか分かりますか?
寒くなったこの時期、煮物にお味噌汁においしい・・
‘サトイモ’ の葉です。
若葉台から車で10分。
上川井町にある貸し畑のオーナーさんのご厚意で、
里芋掘りを体験させていただきました。
お店に並んでいる商品を見るだけでは分からない!
土の中から出てきたばかりのサトイモの様子をご紹介します。
さっそく、収穫です。
まずは、葉を切り落とします。
鎌(かま)を根元の少し上のところから ‘ざくっ'と入れます 。
大人でも普段使うことのない鎌(かま)。
ぎこちないながらも自分で葉を切り落とた娘は少し誇らしげでした。
葉を落とした株の根元より少し外側の土をシャベルでほぐすと、
ぐらりぐらり、株がゆれてサトイモが姿を覗かせます。
そしてサトイモをしっかり持って、引き抜きます。
左の写真は抜いたばかりのサトイモ。
ジャガイモのようにひとつひとつ土の中に入っているのでは無く、
親芋のまわりに、小芋たちがくっついてできています。
大きな葉っぱの傘の下に家族みんなで一緒にいるみたい。
はじめて見たサトイモの姿になんだかほっこりです。
数えてみると大家族!
20個もの小芋がくっついていました。
大家族のサトイモは、
こどもたちにはずっしりと重たく、持ち上げるだけで精一杯。
サトイモを抜いたら、
なんと持ち上げた株を地面へ落とします。
思い切って!せーの、ぽん!
「ひゅーん」
落とすことで、くっついている小芋が
ころっときれいに外れました。
外側の小芋は地面に落として取ったほうが、
手ではがすよりもきれいに取れるそう。
ちょっとびっくりでした。
掘ったばかりのサトイモには細い根っこがたくさんついていました。
小芋に分けたら、
この細い根っこをひとつひとつきれいに取りのぞきます。
これでようやくいつもお店で見ているサトイモの姿に。
それから、大きさを選別。
そして袋詰めです。
掘ったら終わりではなく、
株から芋をはずして、根っこを取って、大きさを選別して。
こうやって手間をかけてお店に並んでいるなんて知りませんでした。
いつも何気なく食べているけれど、
作物への「いただきます」の感謝を忘れないようにと
改めて感じることのできたサトイモ堀りでした。
作業の途中にちょっと休憩。
青空の下でみんなで飲むお茶は格別です。
こんな気分が味わえるのは畑仕事ならではでしょうか♪
(なお)
上川井の貸し畑は4月に始まったばかり。
まだ若干空いている区画があります。
畑初心者、ファミリーでも楽しく野菜作りができる貸し畑で
お野菜育ててみませんか?
お気軽にお問合せお待ちしています♪
murakami22412@gmail.com 村上
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