宝石のようにいつまでも
ーパパと子供とカブトムシ
ー夏の楽しい思い出をありがとう
網を持って駆け回った大きなグランドや、
昆虫ゼリーで親睦を深めた小さなベランダで、
共に過ごしたカブトムシが亡くなりました。
その中でも思い出深いカブトムシで
パパと一緒にレジン標本を作ってみました。
【作ってみよう!レジン標本】
まずは、カブトムシをぬるま湯で丁寧に洗い
マチ針で段ボールに止めていきます。
その状態で数週間ほど乾かします。
レジン液を混ぜ合わせ、
土台を作り24時間以上自然乾燥で乾かします。
カブトムシと名前ラベルを入れ、
脚まで、胴体まで、全体と、
数日に分けて液を流し込みます。
パパ「こぼしちゃうと、うまくいかないから
気を付けよう」
パパに教わりながら、慎重に慎重に、、、
いつものおふざけモードがなく真剣な長男。
途中ドライヤーで温めたり、
スポイトや綿棒で気泡をとったりします。
パパ「多すぎると気泡ができちゃうのか、
う~ん、難しいなぁ」
思考錯誤しながらパパも楽しそうです♪
すべてを封入したら、乾かして外して完成です!!
レジン標本の凄いところ
レジン標本はコストも時間もかかります。
今回のカブトムシは制作期間2ヶ月、
総額およそ5000円程(ひえ~!)
だけど、、、
①子供が手に取りやすい
②いろんな方向から観察できる
③パパも童心に戻って楽しめる♪
④保管しやすい
⑤一つ一つが宝物みたい!
長男「次は、タマムシ~♪」
パパ「それには、これとこれと必要だからぁ」
私 「ええっと、、、それは、、、
家計簿と相談しごにょごにょ、、、」
透き通った宝石のようなレジン標本の魅力と
輝くガラス玉みたいな瞳の男達の熱意に
我が家の財務大臣も負けそうです。
もう一度繋がる命
レジンとなったカブトムシ以外にも、
若葉台の空に飛び立ったり、
土に返ったりしましたが、
その中から産まれた卵がかえりました。
命との関わり方を自然と身につけられる場所が
すぐ近くにあり、必死に虫を追いかけていると、
「何かとれたかい?」
温かく声をかけてくださる方達が沢山いて、
優しく見守られながら成長していける環境に、
いつも感謝の気持ちが溢れてきます。
(かおり)
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