ー若葉台はイトーヨーカドーだけじゃない!ー
「若葉台ってとこなんだけど、知ってる?」
住んでいる所を聞かれた時の私の答え方。
言い方としては、「知ってる?」のクエスチョンマークの後に(笑)がつく。
微妙な笑顔で、相手の答えにちょっと期待しつつ言うのだ。
知っていたらいいなぁ…という少しの期待を抱きながら…
この一言に、私の若葉台に対する想いが現れてしまっている。
なぜ、「若葉台だよ」とストレートにいつも言えないんだろう。
知ってる?なんて聞いてしまうのだろうか。
そう、「若葉台は認知度が低い」と私が勝手に思っているからだろう。
このような答え方をするようになったのには、原因がある。
「若葉台に住んでるの」と答えると、若葉台を少し知っているという人は
「ヨーカドーがあるとこだよね」と、だいたいヨーカドーの名前をだして、
知っていることをアピールしてくれる。
しかし、それから必死に絞り出しても、別のところと勘違いしていたり、
それ以外の情報はなかなかでてこないことが 多い。
住んでいる所を答えただけで、相手に変な気を使わせてしまうことがよくあったのだ。
「いいところなのに、知られていないんだな」とその度に思ったものだ。
みんな自分のまわりにしか興味がなくて当然。
それにしても「若葉台いいとこだよね」と、言われたことがほとんどないのだ。
[若葉台あるある⁈]
若葉台に住んでいる人なら、一度は経験したことがあるのではないだろうか。
「若葉台って最寄り駅はどこ?」
と聞かれること。
この質問になんて答えるのかも、私は悩んでしまう。
だって、バスを使えば3駅も最寄駅になるんですもの!
そして、私はこう答える。
「最寄り駅は青葉台だよ。バスで20分〜30分かかるんだけどね」
でも本当は、距離としては横浜線の十日市場駅が近いのだ。
いちばん遠い青葉台駅と答えてしまう私も、十日市場より、三ツ境よりも、
青葉台の方が認知度が高いときめつけているのだから仕方ない。
[魅力はヨーカドーだけじゃない!]
ここまで若葉台について話してきたが、
じつは私は若葉台に住み始めてまだ2年しか経っていない。
転勤族のため、結婚してから札幌、練馬と移り住み、実家のあるここへやってきた。
実家があるとはいえ、ここは地元ではない。私が生まれ育ったのは、
となりの霧が丘というところ。
ここも好きな場所だったが、さらに認知度は低く、場所を説明する時なんて
「若葉台の近くだよ」と答えていたものだ。
―若葉台はヨーカドーだけじゃない、プールもある。
―商店街にロッテリア、地区センターもある。
―霧が丘にはない、14階建の高いマンションもたくさんある。
―夏にはお祭り、花火だってあるんだ!
子どもの頃の私にとって若葉台はとても魅力的なところだった。
実際に住むようになっても、その気持ちは変わらなかった。
子どもを育てるのにも とてもいい環境だ。高齢化が進んでいるが、
おかげで子どもたちは温かく見守られている。
まだ2年しか暮らしていなくても、素敵なまちであることは十分にわかった。
だからこそ、
「こんなにいいところなのに、なんでみんな知らないんだろう」と思うのだ。
[昔のような気持ちで…]
行ってみなければ、そのまちの良さはわからない。
知ってほしいなら、来てもらうのがいちばん!
まずは、友だちを呼んで魅力を伝えてみるのもいいかもしれない。
そして、自信を持って「若葉台に住んでるよ」と言えるかどうかは、私の気持ち次第!
だって昔は
“こんなにすごい若葉台を知ってる?”
と自分から聞いていたくらいだったんだから。
今度 答える時は言ってみよう。
昔のような気持ちで。
若葉台のおすすめポイントも自分から用意して…
☆おわりに…
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