名作絵本『だるまちゃんと てんぐちゃん』をご紹介します!
今回ご紹介するのは、加古里子(かこ さとし)さん作・絵『だるまちゃんと てんぐちゃん』という絵本です。
小さい頃に読んだことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
この絵本は、1967年に発表されました。
51年前の絵本なのに、今の時代でも違和感なく読めることも、魅力のひとつです。
子どもに伝えたい大切なことが たくさんつまった この絵本が、私は大好きです。
我が家の子どもたちも、この絵本が大好きです。
それでは、絵本紹介と合わせて、子どもたちとの楽しみ方もご紹介していきます!
①褒め合いっこ☆
お話の中で、だるまちゃんは てんぐちゃんの身につけているものを羨ましがり、真似っこしていきます。
お友だちとの関わりの中で、よくありますよね。
「○○ちゃんが つけてるキーホルダー、可愛いんだよ!いいなぁ〜。」など、うちの娘もよく言います。
きっと、子どもたちには だるまちゃんの気持ちがよくわかるかもしれませんね。
だるまちゃんが羨ましがっている時、“素敵だなぁ”と思うポイントがあります。
それは、てんぐちゃんの持っているものを、褒めてから「いいなぁ」と羨ましがっているところ。
素直に褒めることができるっていいですよね。
子どもたちには、そんな だるまちゃんの良いところを真似っこしてほしいものです。
↑この絵本をよんだ後は、褒め合う時間を作ります☆
②おおきなだるまどんの親心☆
てんぐちゃんの真似っこをしたい だるまちゃん。
家に帰って、おおきなだるまどんに お願いをします。
「てんぐちゃんのような ぼうしが ほしいよう」と。
子どもに、こんな風におねだりされたことが1度はあるのではないでしょうか?
だるまちゃんのお願いをなんとか叶えてあげたくて、一生懸命になる おおきなだるまどん。
うまくいかなくて失敗もしてしまうのですが、全力で向き合う姿が素敵です。
私は最近、子どものお願いに「できない」「ダメ」とバッサリ断ってしまうことが増えていたので、考えさせられました。
③てんぐちゃんの褒め方も上手なんです☆
少しずつ真似っこしていく だるまちゃんに対して てんぐちゃんは、「いい ぼうしが あったね」など、優しい言葉で素直に褒めています。
友だちの変化に気づき、褒められるところがとても素敵です。
我が家の子どもたちも、こうあってほしいなぁと思い、読み聞かせています。
↑今度は姉から弟へ…褒めて愛を囁いています(笑)
だるまちゃんと てんぐちゃん。
2人はどんな風に褒めているのか?
おおきいだるまどんの 一生懸命な様子も、ぜひ読んで確かめてみてくださいね。
この絵本は地区センターの図書室にあります‼︎
図書室に遊びに行って、読んでみてくださいね。
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